歯を無くしたところにチタンの人工歯根を埋入し、人工歯(上部構造)をセットして、見た目と機能を回復する治療法です。入れ歯と違って天然の歯のように固定されるため、噛み心地も見た目も、とても自然で快適です。
これまでに行ったインプラントは4500本を超えますが、成功率99.6%以上と、国内外でもトップクラスの水準を保持しております。
今までに再治療の必要が生じたのは12本のみ。うち2本はオペ後、骨にインプラントが定着するまでの間に転倒して歯を強打し、インプラントに支障が出てしまったケースなので、厳密には10本ということになります。 歯を強打された方については、すぐに無償にて再治療を行いました。そして現在、しっかりと機能するインプラントで、快適な歯を回復されています。あとの10本に関しても、患者様のご了承のもとリカバリーを行い、現在ではつつがなくお過ごし頂いております。
今後も限りなく100%の治療を目指し尽力致しますが、万一の場合には責任を持って、リカバリーをさせて頂きます。「治療をして良かった」と喜んで頂ける最高のインプラント治療を提供できるよう、これからも努めてまいります。
国際的研究チームITIと、骨整形外科分野で40年余りの実績を持つスイスのストローマン研究所が、1974年に共同開発をしてできたインプラントが、ストローマン・インプラントです。
以来、世界40ヶ国以上で使用され、もっとも信用されているインプラントの一つに数えられています。 ストローマン・インプラントの特徴として、専門トレーニングを受けた認定医しか取り扱いができない、インプラント体の形状・サイズが日本人のあごに適している、 手術方式が一回法なので、骨とインプラントが結合した後の2次手術が必要ない、治癒期間が6週間と短縮されている等の点があげられます。
そして、ストローマンの最大の特徴は、より良いインプラントシステムを作るための研究に力を入れている点で、I T I (International Team for oral Implantology・口腔インプラント学のための国際チーム) という、非営利の大規模な学術機関と密接に連携しています。研究にかける費用はインプラントメーカーの中で随一で、豊富なデータや研究結果に基づいた、信頼性の高いインプラントを作り続けています。ストローマン社は品質管理の世界共通ルールであるISO9001の厳しい規格に適合し、その認証を得ています。厳しい品質管理の下で研究、開発、製造が進められています。
上述のストローマンインプラントから、新しい表面性状のインプラントが発表されました。それが「SLActiveインプラント」です。
従来のインプラントの表面性状の草分け的存在であるSLAが開発されたのは1994年で、この表面性状により、それまでのチタンプラズマスプレー加工のインプラントでは平均12週間かかるとされていた治癒期間が6〜8週間にまで短縮され、その後まもなくこの生体親和性に非常に優れたSLA表面性状が、インプラント技術におけるスタンダードとなっていきました。
SLActiveは、SLAの表面的特徴に、表面により多くの親水性をもたせ、骨との結合をより促進する化学的活性状態(Active)を加えることにより、実質的な平均治療期間を6〜8週間から3〜4週間短縮する事が可能となりました。
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